2人の物故作家 牧野邦夫・安藤義茂
ギャラリー コレクション
西欧から紹介される美術に習い、日本の洋画の礎を築いた時代がある。安藤さんも、そこを生きた一人だ。特にルオー、マチスの研究には余念がなかったようだ。 しかし、他の作家と違うところは、文化の相違をきちっと理解し、自身の精神にあう所 まで作品を変化させた所にある、結果、似て非なる芸術が生れた。 “だまって一万点ぐらい描けば少しは絵のことがわかる!”と、画家でもあった夫人に 言ったと聞く。それは実践した人のみにわかる世界で、今も決して死語ではない!
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